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■伊曽保物語考について
プロット構成:市山扇之助
今回テーマになっているイソップの最も短い寓話「大山鳴動して鼠一匹」は、まさに現代の次から次に起こる世の中の出来事に混乱し動揺する社会を見事に言い当てて暗示していることわざだと思います。
この数回のゼミナールは一つの物語をとりあげ筋を追って各ジャンルの方が一話ずつ担当してきました、桃太郎や昨年の千夜一夜物語など好評をいただきました。
しかし今回のゼミナールの大きな特徴は、この意味深い一つの寓話を日本舞踊・バレエ・現代舞踊・児童舞踊の4ジャンルがそれぞれの自由な発想により競演することで、同じテーマでありながらそれぞれの分野の特色や意義付けも十二分に発揮される作品に仕上がることと思います。
「○○鳴動して○○一匹」の○○に入る言葉やキーワードが何であるかは、ぜひ会場にいらしてその目でご覧下さい。すでに今回はチラシを配布しはじめてから大きな期待の声が寄せられています。
また今回は一部に日本舞踊とバレエの表現の対比をベテランの講師によりお目にかけ、楽しんでいただきながら、その違いを知っていただけるゼミナールならではの企画もございます。
今だからこその意義あるゼミナールにぜひお出かけ下さい。お待ちしております。
■イソップについて
いまから2500年前の人と言われているが諸説あり。
日本でも天草の宣教師たちによって翻訳される(秀吉の安土桃山時代)。
日本で最初の翻訳本、フランスの詩人ラ・フォンテーヌの書いた『イソップの生涯(1668年)』によると、イソップは生まれつき顔が醜く奴隷として農場に雇われていたが、すばらしい知恵の持ち主で、相手をやっつけたといいます。しかし最後はイソップの風刺に腹を立てた連中の手によって死刑にされたということです。
The
Mountain in Labor
A MOUNTAIN
was once greatly agitated. Loud groans and noises were heard, and
crowds of people came from all parts to see what was the matter.
While they were assembled in anxious expectation of some terrible
calamity, out came a Mouse.
Don't
make much ado about nothing.
Aesop's Fables
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