第二十六回 ゼミナールを終えて
ゼミナール総務 市山松十郎
今回は開場時よりご来場者の出足が良く日本橋劇場に大勢のお客様が来てくださり裏方の一人としてまずはホッといたしました。
毎回ゼミナール委員会ではテーマを決める会議で熱い議論が交わされます。今までいろいろな形のゼミナールが行われてきました。
1、ひとつの物語を取りあげその話の展開による部分部分を各ジャンルで担当する。
2、舞踊技術によるテーマ、例えば人形振りについて比較を見せる。
3、津軽三味線や二胡と音の課題を決め各ジャンルで振りをつける。等々です。 今回の試みは「雨」をテーマにしましたが、これは抽象的にも解釈できるテーマなので各ジャンルの特色が鮮明に出るのだろうかという不安がありました。
各ジャンルがそれぞれに振付者を選びそして一堂に会して振りを見せるのは当日の十日前なのでその時点で出来上がった作品は手直しできません。その回のゼミナールの傾向がはっきりする所なのでスタッフとしては楽しみでもあり心配でもある一日です。
今回の「雨」はその時点で各ジャンルの特色も良く表現されレベルの高い公演となるはずと確信しました。
一年に一回の公演とはいえ季節はすぐに巡ってきますのでゼミナールに携わるものとしては限られた条件の中でマンネリにならないように、そしてこのゼミナールの原点を忘れないように進めていきたいと思います。
最近お客様の声をアンケートでいただいておりますので、そのお声も活かさせていただき次回も意義の有るゼミナールを作っていきたいと願っております。
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