第27回舞踊ゼミナール
裏方見聞記 青木健(現代舞踊)
日本橋劇場は、開場前から長蛇の観客の来場に熱い風が吹きました。
照明家以外は各パートゼミナール委員により手作り作業の舞台である。舞踊家による舞踊家の為のゼミナールとして長い回数を数え、あらゆるテーマを素材に毎回、第一線の作家と出演者により課題への新しい試みとして展開してきました。
初担当から今日まで慣れぬ作業で緊張の連続です、まして今回はゼミナール委員の交替、ホール関係者の移動等心配だらけので幕が上がりました。責任の重い舞台進行から雑用まで、それは、それは大変なことです、返事一回の初仕事みたいなもので失敗は許されません、プロの方々の舞台で素人がアドバイスは出来ませんが、皆で作る舞踊家の心意気が劇場関係者の厚い後追をもらい何故か楽しい空間を創っています。
私事ですがそれなりに手伝っていきますが、早く予算を捻出してプロだけの舞台公演になればと願っております。公演での終わりに感じた二、三の事。
プログラム第一部、各ジャンル発表の場、児童舞踊のオープニングの力強く明るく創意に満ちたテーマとの鮮やかな構成に本当に風が舞い踊る景色、第一部「風に舞う」にゲスト出演の大ベテランの松旭斎すみえ先生のいつもとは違った緊張感ある表情と表現を間近で拝見できた事、第三部おなじみのスクランブル、何事もなく終わって良かった事が本音の所です、まして子供さん巻き込んでの即興性のあるライヴ、何かあったらどうかなと心配しつつ…この時代にしてこの良きアンサンブル、長いキャリアと実績を持つ各舞踊家が垣根を越えの裏方三昧、ドキドキしながら出演者各位にエールを送るのも実に美しい一日かも、皆様の力添えで舞jき何事もなく幕を下ろす事が出来深く感謝申し上げます。
いい風をもらいました。
テーマは風 平成十八年六月五日(月)
日本橋劇場 於 |