日本舞踊・バレエ・現代舞踊・児童舞踊の競演
形態の違う動きの表現を一つのテーマに観る
日本舞踊・バレエ・現代舞踊・児童舞踊の
生い立ちと現在
照 明:松崎 康道 進行:市山 松十郎 佐藤 一哉
アナウンス:井上 篤子
第一部 生い立ちを語る
司会:猿若清三郎
出演:花柳昌太朗(日本舞踊)/橋浦 勇(バレエ)/
北井一郎(現代舞踊)/賀来良江(児童舞踊)

第二部 レトロの風
その1 |
バレエ「瀕死の白鳥」 |
| 出演:斉藤友佳理(チャイコフスキー記念東京バレエ団) | |
その2 |
現代舞踊「山を登る」(石井漠作品) |
| 出演:黒沢輝男/黒沢美香 | |
その3 |
児童舞踊「青い目の人形」他 |
| 出演:長沼璃胡/長沼璃偉/山中志良子/川窪陽花/川窪萌花 | |
その4 |
日本舞踊「島の千歳」 |
| 藤間万恵 |
第三部 そして・・・今
その1 |
児童舞踊「うみ〔OCEAN〕」児童舞踊振付:島田かざみ |
| 出演:間瀬愛歌/鈴木くるみ/倉沢優衣/関萌乃/田村花菜/伊藤咲/安木仁唯奈/加藤遥/佐藤眞衣子 | |
その2 |
バレエ「R-4」バレエ振付:小出顕太郎 |
| 出演:西田佑子/小出顕太郎 | |
その3 |
日本舞踊「青の時代」日本舞踊振付:花柳せいら |
| 出演:花柳せいら/花柳奈卯女 | |
その4 |
現代舞踊「lament」現代舞踊振付:内田香 |
| 出演:内田香 |
第四部 座談会
司会:猿若清三郎
出演:花柳昌太朗(日本舞踊)/橋浦 勇(バレエ)/
北井一郎(現代舞踊)/賀来良江(児童舞踊)
主催 全日本舞踊連合(全舞連
全舞連は
日本舞踊協会/現代舞踊協会
日本バレエ協会/全日本児童舞踊協会
以上四団体で組織されております。
ゼミナール委員長 北井一郎
全舞連でなければできない事はないだろうかという事で理事会で検討し、邦舞家、洋舞家双方に欠けている知識を補い日本の舞踊芸術に寄与する主旨で始められたのが舞踊ゼミナールで「舞踊年鑑」と並んで二本の柱となる迄成長してまいりました。
第1回(昭和59年4月26日、日刊工業ホール)
日本舞踊、バレエ、現代舞踊の立ち方、歩き方、跳び方、回り方、首、腕、肩、等の動きの中にテクニックの違い、類似点を各ジャンル舞踊家の解説、実技で検証した。
講師は故人となられた当時の実力者、猿若清方(日)、川路明(バ)、武内正夫(現)。実技は当時若手で今やベテランになられた猿若美実(日)、尾本安代(バ)、金井芙三枝(現)の三人。
それから会を重ねて今回の30回を迎えました。
第2回 邦舞と洋舞の基本動作と表現の比較
第3回 邦舞は清元「北州」、バレエは技術の変遷、マイム現舞は理念と方法の展開
第4回 長唄「鶴亀」、洋楽ラモー「鳥のさえずり」で日舞と洋舞の舞踊美の比較
第5回 日舞の「八百屋お七」、バレエ「コッペリア」と題材で各ジャンルが異分野に挑戦
第6回 舞踊の狂いものの本質を深めるというテーマで「お夏狂乱」「ジゼル」をとり上げ各分野が夫々に挑戦
第7回 「流星」「木靴の踊り」、第8回 「八百屋お七」「コッペリア」、第9回 「三社祭」、第10回「わらべ唄」、第11回 「絵画と舞踊の接点を探る」等、毎回委員会を6回位開き各ジャンルの主張を聞きテーマを設定してきました。
今回は「生い立ちと現在」がテーマでバレエ「瀕死の白鳥」、現代舞踊 石井漠作「山を登る」、児童舞踊「青い目の人形」、日本舞踊「島の千歳」と古典の競演そして現在と児童舞踊「うみ」、バレエ 小出顕太郎、日本舞踊 花柳せいら、現代舞踊 内田香の新作が披露される。トークは橋浦勇(バ)、花柳昌太朗(日)、北井一郎(現)、賀来良江(児)、司会 猿若清三郎で展開されました。
賀来良江(児童舞踊)
今回のゼミナールの企画がされたとき、原点となるものが日本舞踊、バレエには基礎となる技術、伝統舞踊があるのに対して、児童舞踊はいろいろな手法で振付をしており、原点となる舞踊作品を上げることはできません。
学校教育からでた唱歌遊戯と、民間、児童文化者と日本舞踊家によって出来た童謡舞踊の二つの柱が児童舞踊の基礎です。発表した唱歌遊戯は、当時の教科書から「月」「兵隊さん」の振付解説書を読みとりました。
童謡舞踊は、「青い目の人形」を昭和初期に踊っていた児童舞踊家からの振り移しです。百年タイムスリップした踊りは、今の子どもの体の動きと違いゆったりしており、間の取り方が違います。踊る子どもに、このゼミナールの意味を話して、古い踊りから時代を表し踊る大切さを、理解するように努力しましたが、当日朝までうまく行かず、私はらはらとしておりました。
ゲネを終えて、初めて他のジャンルの方々、司会者に接して、自分たちが何を客席に伝えるのかを分かったのでしょうか、急に自分から舞台の裏で練習を始めました。平常の公演でも舞台裏で練習しますが、今回の子どもたちが肌で感じた刺激は、一生の子どもたちの宝となることと、感謝申し上げます。
2009年7月1日(水)
午後6時30分 (開場6時)
日本橋劇場(中央区立日本橋公会堂 4階)