全日本舞踊連合
二胡の調べにのせて 二胡の調べにのせて
雨垂れの風景

ゼミナールに参加して

日本舞踊 藤間恵都子 

“スクランブル”はそれぞれの舞踊の表情がかい間見られて、貴重な経験になりました。
音楽の種類にもよるのかもしれませんが、単なる“動き”だけでとらえると、日本舞踊は弱い。
やはり日本舞踊らしい+αがないと、存在感が出せない、という事を感じました。

群舞を創る時、やむなくカウントで処理してしまい人数の割に作品の厚みが出せないもどかしさを感じるときがありますが、要因はやはりこのあたりの表現の仕方にあるのでは、と改めて感じました。

「雨垂れの風景」は、すり足、腰をためる、静止の間(マ)、間(マ)を崩すなど私が魅力的に思う日本舞踊の要素を意識的に盛り込んで創りました。タンゴを持ち込んだのも、ちょっとした挑戦でした。結果的には少し振りの数が多かったという点と、フランス映画のようなオシャレ感を出したかったのですが、そのポイントがつかみきれずに終わってしまったという点で残念に思っています。いつかそのポイントが掴めたら再度挑戦したいと思います。

普段は漠然と捕らえていることを、このゼミナールへ参加させて頂くことで改めて意識できた、というのが私にとっては一番の収穫です。
ありがとうございました。

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