全日本舞踊連合
あそびのリズム
児童舞踊

 

児童舞踊 平多 久美子

平多久美子 暗中模索の中始まったゼミナールでありました。
振付は大好きなはずなのに…なぜ?
出演者は幼稚園から小学4年生、10分なんて踊ったことがない子ばかり。音が子供にとって難しい。

 自分では好んで選ぶ音ではない。リズム・リズム・リズムとこだわりすぎて振りがでない1原点に帰ろう、私の踊りに…と、自分の考え方を整理することから始まった。

 踊り手が子供であろうが大人であろうが(これ重要だと思う)、観客、見る側が大人であろうが子供であろうが、何を表現しているのか良くわかり理解でき、心の奥に何か響く作品、素直な表現の踊り。

 これが私の児童舞踊という考え方である。そしてもうひとつ、踊り手がある程度こなせる振りにする。
私が踊るのではない、私の頭の中のロボットが踊るのでもない、目の前の踊り手が生き生きと美しくうまく見えるように振り付けたい。

 今回テクニックはまだまだの子供達であったが、実に素直に踊ってくれたと思う。遊びという身近なテーマだったからであろうか。でも彼女らの知らない遊びがあった、「押しくらまんじゅう」やら「とろことろこ」である。〜ギャップだろう、ちょっと寂しかった。

 そして、幕が下りた時、ぱっと霧がはれました。悩んだことが嘘のように。舞台は魔物。
このような機会を与えてくださいました先生方に心よりお礼申し上げます。

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